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【特別対談企画】学生アーティストたちの「ことば」

 

 

 こんにちは!前回アップした《【特別対談企画】プロローグ・WMS.4出演の学生アーティストを紹介》はもう読んでいただけましたでしょうか。今回はいよいよ本編!ということで、9月中旬に敢行した、Grace Cathedral Park、マイティマウンテンズ、YOTOWNの3バンドの対談を公開いたします。

 

WMS.4のサブテーマである、アーティストたちの「ことば」。ライブや音源だけでは知ることができないような、彼らの「ことば」に対する考え方について存分に語っていただきました。

 

それでは、早速どうぞ!

 

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◯声と歌詞の相関関係

・全員でうみだす”歌詞”という音

―ボーカルもサウンドも三者三様で、それぞれのバンドの中で声と歌詞の関係がすごくマッチしているなという印象を受けたのですが、曲作りに関して声の特徴などを意識しているんでしょうか。歌詞と声が合うような曲作りを意識的にされているんでしょうか。

 

鈴木(YOTOWN / Vo.):結構僕は歌の途中で勝手にスキャットを入れたりするんですが、言葉にはなってないけど、音として聞いた時に体を揺らしたくなるような、声も楽器、みたいな感覚は常に大事にしています。言葉についても、例えば「雨の女神様」っていう曲とかは、最初のAメロではカ行が多いんですよ。それでカッカッカッカていうリズミカルな雰囲気を出して引き込むように意識しています。で、サビになった瞬間に「踊ろうよ〜」ていう母音のオが多く入る歌詞にすることでのっぺり感を出すみたいな。まあこれは後付けというかだんだん演奏する中で気付いてったことでもあるんですが。

 

―無意識に書いてるってことですか?歌詞を。

 

鎌田(YOTOWN / Dr.):いや、意識的ですね。作詞作曲のクレジットをYOTOWNにしているんですけど、なるべくバンド全員で歌詞を書くようにしていて。それは客観性を持たせつつ、全員が違和感なく演奏できるような歌詞にするためなんです。そういう意味でボーカルの(鈴木)葉平さんが自分自身だとわからないようなキャラクターとか、旨味みたいなのを俺らメンバーがキャッチしてそれにマッチするような言葉を当てはめたりしてます。さっき洋平さんが言った「雨の女神様」は、歌詞は半分葉平さんで、それをメンバー全員が添削会みたいな感じにして作りました。

 

 

 

鈴木:僕が歌詞をポンって投げて、それを「これってどういうこと?」みたいに会議するんですよ。それでお互いのイメージしてる世界観を一つにして、一個のストーリーにするみたいな。

 

YOTOWN一同:やったね()

 

清水:で、そっから添削会。こっちの言い回しはこっちにした方がいい、みたいな。

 

―それは他のメンバーさんが 鈴木さんの歌声を念頭に置いて?

 

鎌田:そうですね、葉平さんは言葉の聴かせ方が上手なので。

 

鈴木:もう単純に歌詞としてよりいいものとか、歌詞が音として聞こえた時によりいい響きになるように、みんなが咀嚼して一番いい形として出してくれてるって感じですね。

 

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「自分で表現したかったものだけに沿って歌詞もつけちゃうと多分独りよがりなものになっちゃうかな」

―ではGrace Cathedral Parkさんはどんな感じですか。乾さん(Grace Cathedral Park/Vo.)が作詞で、作曲は安藤さん(同/Gt.)とクレジットされていますが、メロディはどちらが作られてるんですか。

 

安藤:はい。

 

―そうなんですね、それはやっぱりボーカルの乾さんの声を意識して、作られてるんでしょうか。

 

安藤:そうですね。でも、曲作りの段階では本当にメロディだけで。歌詞の内容とかも考えてなくって。逆に歌詞とメロディを分担することで作ってた時のイメージと違うような歌詞をつけられることはあって。そうすると曲を客観的に見ると違う一面があるんだって思うことはありますね。

 

―先に曲ができて、そのデモを乾さんにお聞かせして、歌詞がつくって感じですか。イメージの共有の過程とかはされるんですか?

 

:あんまりないです。でも仮タイトルみたいのがついてる時はあって。その時はそれを見て、こういうイメージにしたいのかな、って推測はするんですけど。好きなように書いてます。

 

―そこはあえて、純粋に曲だけから、感じたことをそのまま書くという。

 

:そうですね。

 

安藤:イメージを固めすぎると主観的になりすぎちゃって、自分ではこういうものを表現したつもりでもやっぱり周りからみるとそうではなかったりするから。自分で表現したかったものだけに沿って歌詞もつけちゃうと多分独りよがりなものになっちゃうかなと。

 

:でもイメージと違うものを書いたら申し訳ないなっていう気持ちは常にあります(笑)。

 

―「これは違くない?」ってなったことはありますか。

 

安藤:違うけど、こっちの方がいいな、みたいになりますね。

 

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「僕が曲作っても作らなくても誰も困らないじゃないですか、世の中。」

 

―なるほど。マイティマウンテンズさんはいかがですか。

 

奥(マイティマウンテンズ/ Vo.):なんでしたっけ…。

 

―声と歌詞の関係についてですね(笑)。奥さんが作詞作曲されてるんですよね。

 

: そうです。全部自分だから、自分しか歌わない曲だし。自分の声も歌い方とかもよくわかんないんで特に考えてないですね。

 

―そのまま、思うままにって感じですか。歌詞についてバンドの他のメンバーの方でどうこうみたいなのは特にないですかね。

 

遠藤(マイティマウンテンズ/ Gt.):うん…。なんか、いいですね(笑)。

 

:曲作り的なこと言うと、僕がギターで弾き語り的なかんじで曲を作るんですけど、他のパートは、それぞれのメンバーが自分で考えているので。基本的に勝手に分業でやってますね。

 

清水:あ、一個聞いてもいいですか?奥さんはギターとボーカルをされてるんですよね。僕、もう一個バンドやってるんですけど、それはギターの子が全部曲を作っちゃってボーカルは全然歌詞には関わってないっていう感じなんです。ボーカルの方が自分で曲を作る時って、自分のキャラ付けみたいなことをするのかなっていうのがすごく気になるんです。自分をプロデュースした自分を出すのか、それとも初めからある自分らしさだけで曲を作るのか。

 

:僕、バンドはこれが初めてみたいなもんだから、あんまり他のとこはよくわかんないんですけど。曲を作るのは、世間に対して自分を主張したいとか、何かを伝えたいってことはなくて、バンド凄いカッコ良かったから、やってみたいと思って。曲がないとできないから作るんですけど、まあ僕が曲作っても作らなくても誰も困らないじゃないですか世の中。だから、自分が楽しいとかかっこいいぞって思えなかったらやる意味ないから。かっこいいと思えるんだったら、別に人がどう思うかわかんないけどいいや、くらいに思いますけど。

 

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◯影響を受けたもの達とどのように付き合ってゆくか

 ・みんなの好きなものがブレンドしてYOTOWNらしさができる

―では次は、影響を受けたものとの付き合い方についてお聞きしたいです。自分が影響を受けたものとどう付き合ってゆくかって、たぶん音楽だけに限らず、ものづくりをする上でどうしても課題になってくるものだと思います。みなさんは音楽活動をしていく上で、それらとどのような距離感で関わっていこうと考えられているのか、お話を聞かせていただきたいのですが。

 

 

 

鈴木:僕らも100%これ!っていうのはあんまり考えないようにしてて。もちろん、これっぽいサウンドとか、こういう音の出し方したいねとか、みんなで参考音源出しあってたりするんですけど、そこから新しい何かを常に掛け合わせるようにしていますね。

 

清水:その結果、曲できる時には全然違う形になっていたりとかすることもよくあるね。

 

鎌田:個々の好きな音楽が違って、その違う好きなアーティストについてもお互い抵抗ないから、上手くブレンドするし、それが自分たちのバンドっぽさになっていると思います。

 

清水:バンドのラインと別に、自分が感動した音楽をただ貼ってくっていうラインがあります。4人とサポートキーボードのオオヤマさん(キイチビール&ザ・ホーリーティッツ)で。感動したものはどんどん共有していくって感じにはしてますね。

 

 

・「わたし」のいない歌詞と風景の異化

Grace Cathedral Parkさんはどうですか?

 

安藤:音楽面に関してはやっぱりアンビエントとかにすごく影響を受けてますね。最近、アンビエントってなんだろうって考えるんですけど、多分それって、「私がいない」ってことだと思うんですよ。どんな人でも、その曲を聴いてそこに没入できるのが重要だと思っていて。で、本人(乾さん)がどういう思いで歌詞を書いてるかはわからないんですけど、客観的に見て思うのは歌詞もやっぱり、「私」ってものが薄いなって。一曲だけ歌詞に「私」っていう言葉が出てくるんですけど、その「私」っていうのも、一つのキャラクターを持った私とか、何か主張したいことがある私じゃなくて、匿名性のある「私」というか、そういうのだと思っていて。それが曲と合ってるのかなと思いますね。

 

 

あともう一個、曲作りの時に考えてるのが、ありのままの日常を写すんじゃなくて、何か風景を見ながら聴いた時に、その風景が別のものになるというか、時間がゆっくりになるみたいな。そういう異化作用がアンビエントっていうジャンルの一つの重要な意味だと思っていて。歌詞を見ていてもそういった異化作用みたいなものがあるかなと。例えば、「微熱」っていう曲では最初、「赤の交差点」っていう歌詞なんですけど、赤の交差点ってことは、止まってるじゃないですか。曲調も、始まった瞬間に周りの時間がゆっくりになる感じなんですけど、歌詞の面でも、何か止まった印象みたいなのが入ってくる感じ。

そういう、「私」がいないということと、周りの風景が異化されるというのが、曲の面でも歌詞の面でもあるのかな。それはまあ、特定の誰かに影響を受けてるというわけではなくて、アンビエントの意味っていうのを考えた時にそういうものが自然と生まれてるのかなと思います。

 

 

 

:私はバンドこれが初めてだったんですけど、曲を聴いた時に「あ、私のこと言っちゃダメだな」というのは最初に分かって。私がどう思ったとか、これが悲しかったとか。このバンドじゃ「私」って言葉あんまり使わないほうがいいのかなと。はじめに曲をもらった時に何も情報がない状態で集中して聴いて、浮かんできた映像とか、言葉とかをA4の紙にバーって書き出して、そこから組み立てていく、みたいなことをするんですが、そうすると風景の描写が先に来るし、そこに感情はあまりないんですよね。今の安藤くんの話も初めて聞いたんですけど、なんとなく共有できてたかな、よかったって思いました(笑)。

 

―特に共有とかをすることなくここまで成り立ってるのがすごいです…。グレースさんの歌詞って言葉数がすごく少なくて、そこにその言い過ぎない綺麗さがあるなと思っていて。曲自体がフィルターのようなもので聴いている人にそのフィルターそのまま渡されてるような気がします。それが「私」がいない、っていうことなのかなと。

 

:そうですね。歌ってるときとかも、PVみたいなのが私の中にあって。ライブとかは集中するためっていうのもあるんですけど、その映像を思い浮かべてたりしてますね。

 

清水:その映像って、作詞をする段階で出来上がっているんですか。

 

:いや、練習していくにつれて…。

 

―それはご自身の経験とか思い出から引っ張ってきたものだったりするんですか。

 

:それもあると思います。でも、私の思い出そのままではないですね。

 

―もっと客観化された映像、って感じなんでしょうか?

 

:見てる目はあるんですけど、そこに人間がいない感じっていうか。カメラのレンズみたいな。そういう感じですね。

 

 

 

「理由とか脈絡とかは自分でもよくわからない」

―マイティさんはどんな感じですか。影響を受けたものとの付き合い方、という話に戻るんですけど。

 

:曲を作ることへの影響っていう意味で言えば、好きな音楽を聴いたとか、いい映画を見たっていうのもわかりやすくあるし、別にただ駅まで歩いたとか窓開けたとかで感じたこととかの影響もあるんですけど。でも、例えばラブストーリーの映画を見て感動したからラブストーリーの曲ができるわけじゃないじゃないですか。晴れてたから晴れてるっていう曲ができるわけでもないし。内容的に反映はされてるかわかんないですけど、きっかけとしてはいろんなとこから影響は受けてます。

 

鎌田:知らず知らずのうちに取り込まれてるものが出てくるみたいな感じですか?

 

:そうですね、曲の中でもこの行はあの時見たようなことなのかなって思う時はあるんですけど、曲作りにあんまり段階がなくて。ギター持ってて歌を「出す!」みたいな感じなので、そこで完成されたものに関しては、理由とか脈絡とかは自分でもよくわからないです。

 

鈴木:言葉出す時って、さあ作詞するぞ!っていうよりはギターの音とともに言葉が出てくるって感じなんですか?

 

:曲作るぞって言ってやろうとする時もあるんですけど、そういう時は全然できなくて。できる時は、うーん、何がきっかけなんですかね…。例えば曲作りじゃなくても部屋で適当にギター弾いてる時はあるし、それでなんかツルツルでてきた時に、「あっ」って忘れないように書くんですけど。あと何か思いついて、頭で鳴ってるやつを再現しようとしても、楽器の能力的に再現できなくて、結局思ってたのと全然違う曲になっちゃう、とかはあるんですけど、そういう感じです。

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◯歌詞の存在理由

 ・みんなを一つにまとめる”バーベキューの串”

―じゃあ最後、歌詞を何のために書いているかっていうのを聞きたくて。歌詞って、何だと思いますか。歌詞の役割をどういう風に捉えられているのか。そもそも歌詞と演奏を分けて考えられているのか、そうでないのかも含めて。言葉も楽器の一つだ、っていうのもあると思うし。

 

葉平:YOTOWNって、みんなで歌詞を添削しあうというか、みんなで作るっていうバンドなんですけど、みんな妄想するのが好きで、妄想力、みたいなのをよくふざけてやったりしていて。どうでもいいシャレとかを、どんどんストーリー作っていって、膨らます、みたいなのが、ある意味長所かなと思ってるんです。歌詞の部分でいうと、この言葉にはどういう事情があって使われているのかとか、っていう、背景みたいなものを、僕らの中で世界観作りをして、使うようにしています。どうですかね。

 

鎌田:そう思います。演奏対歌詞、っていうような感じだとしたら、俺が思うのは、歌詞はやっぱり司令塔みたいな感じなのかなと思うんですけど。音って、振動だから、それだけで伝わるのもあるし、各々の解釈で、踊ってよ、みたいな、歌詞がない音楽って、そういう感じじゃないですか。でも歌詞って、言葉という、辞書で調べたら、明確な定義があるものを、音楽の中に埋め込むっていうわけだから、こっちだぞ、っていうのを示す、そういう指揮者、司令官みたいな役割なのかな、と思っていて。音楽だけだと、自由すぎてしまうから、人々がみんなでひとつになったりするために必要最低限な不自由さというか、みんなを統合するような作業なのかなって思いますね。

 

音楽だけだと、どういうテンションなのか明確には示されてなくて、まあ各々の踊り方がある。それもすごい素晴らしいんだけど、集まった人たちが、やっぱりこういう感じだよね、って再認識するための、すごく手っ取り早い手段かなと思います。

 

王野:なんか、串みたいなイメージかな。バーベキューの肉と、ピーマンと、みたいにいろいろな要素があって、最終的に、曲の最初から最後までを、一個の完成した形に全部まとめるもの。串。リズム要素としてもそうだし、意味としてもそうだし、世界観的にも、そうなのかなと。

 

 

・言葉で曲を壊さないようにしたい

―ありがとうございます。Graceさんはどのように捉えてらっしゃいますか?

 

:歌詞の役割ですよね…。私結構、安藤くんが作った曲を、どれだけ壊さずに、そこに言葉を入れるか、みたいなのを一番気にしていて。無自覚だったけど、たぶん歌詞で演技をしているんだと思います。「歌詞」は自分とは、全然違うし。Graceのイメージ、みたいなのがあるように思うんですけど、それを絶対に壊したくないから、歌ってるときも、どう立とうかなって考えてます。歌詞もおんなじなんですけど。ぶち壊さないように、極力静かにしとこう、みたいな(笑)。そんな感じです。曲を壊さないようにするのが歌詞かなって。

 

―引っ張るぞっていうよりは、曲でできているイメージを、サポートするというか、補完するくらいの。

 

:やっぱり言葉が入ると、どうしても強くなっちゃうから。安藤くんの曲は特に、そういう感じがあるので。壊さないように。最近は歌詞いらないんじゃない?みたいな話にもなってきていて。もっと言葉未満の、呪文みたいな、よくわからない言語みたいなのも合うんじゃない?みたいな話を最近します。

 

―そもそもアンビエントミュージックって、ポスト・クラシカルだったり、ポスト・ロックだったり、インストっていうか、言葉がないものも多いじゃないですか。だから、声を、結構楽器の一つとして、音をただ重ねるだけっていうような感じで、歌ってらっしゃるのかな、って思っていて。言語じゃない何かを発するとおっしゃってましたけど、シガー・ロスとかもそうじゃないですか。適当に唸っているだけ、みたいな、そういうイメージがあったんですけど、いずれそういうところに行き着くかもしれないと…。

 

:かもしれないですね。

 

―そのなかでも、なんで、いま日本語の歌詞で歌っているのか、っていうのが、逆に不思議というか、いい意味でなんですけど。

 

:でも一曲英語の曲があって。実は。映画の主題歌を書いてください、っていう話で。今までとは違って、映画のストーリーがあって、それも多分映画をどう壊さずに、新しい言葉を載せられるか、というのを意識していたと思います。

 

―それは英語にしろ日本語にしろ変わらず、ですかね。歌詞がメインではなくて。

 

:メインではない気がします。

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・自分が「かっこいい」と思えるかどうか

―マイティさんはどうでしょうか?

 

:僕らはバンドだから、バンドの価値、基準みたいなものは、かっこいいかどうか、じゃないですか。カッコよければオッケーっていう考え、価値観があって。カッコ良さっていうのは人それぞれ違うし、要素としても、コード進行が斬新でかっこいいとか、顔がかっこいいとか、使っている楽器がかっこいいとか、いろんな「かっこいい」があって、そのひとつとしての、歌詞っていうのがあると思うんですけど。

 

曲作るときは、歌詞はすごい大切だと思うんですけど、一方でどうでもいいみたいなことがあって。歌詞が全然良くなくても、紙に書いて、読んだ時に全然なんだこれ?っていうのでもかっこいいものはかっこいいし、詩として成り立っていても、バンドでやったときに、あんまりピンと来なかったりしたらそれはやりたくないから。それこそソウル・ミュージックで言ったら、オーティス・レディングとかのガッタガッタていうのが好きで、意味はなんだか知らないですけど、かっこいい、っていうのがあるから、だから歌詞だけ、歌詞の完成度とか、それを成熟させて高みに行きたいっていうよりは、それをバーンとやったときに、かっこいいと思ったら、いいなっていう。

 

 

―演奏やステージングと対等で、かっこいいの基準に合うかどうかが、ギターの音だったり、ベースラインだったり、と一緒で、歌詞もそのひとつに過ぎないという。

 

:かっこいいと思うのも、自分がバンドとかみたり音楽聴いたりして、かっこいいかどうか、っていうのは、瞬間的にわかることじゃないですか。分析しようと、なんでだろうと考えたら、歌詞がいいからかなとか、楽器の音が好きだからかなっていうのはあるけど、その分析を、自分たちでやる音楽では、あんまりできないし、聴く音楽でも、その分析があってるのかどうかはわからないから。感覚的なかっこいいっていうのを大切にしたいですね。

 

 

 

WMS.4
2018年10月19日(金)
代官山SPACE ODD(http://spaceodd.jp
開場:17:30、開演:18:00
チケット:前売り2500円、当日3000円 +1ドリンク
<出演者>
向井秀徳アコースティック&エレクトリック / Gateballers / YOTOWN /
マイティマウンテンズ / Grace Cathedral Park

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【特別対談企画】プロローグ・WMS.4出演の学生アーティストを紹介

 

こんにちは。3年のりょうけいです。いよいよ僕たちのイベントWMS.4が迫ってまいりました…。今回はイベントに関連して、特別企画・プロローグ編を公開します。

 

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10月19日のWMS.4に、学生アクトとしてGrace Cathedral Park、マイティマウンテンズ 、YOTOWNの3組を呼んだのは、彼らの楽曲、ライブパフォーマンスはもちろんですが、一番は歌詞に強く惹かれたからでした。普段生活していてはなかなか出会えないようなことば、日本語/英語の質感を最大限に生かした節回し、メロディに張り付くフレーズ。ことばは、音づくりとはまた違う表情を曲に与えます。様々な解釈が可能な「音」よりも、「ことば」はよりダイレクトに僕たちの耳に入ってきます。

 

このことばを書いているアーティストたち、それもぼくたちと同世代の学生アーティストたちは、どんなことを考えているのだろう。歌詞は、彼らの中でどのような存在なのだろう。少し大げさですが、そんな疑問が漠然とありました。単純な好奇心もありつつ。

 

ライブはもちろん楽しみです。だけど、ライブ以外にも、アーティストたちを知ってもらう機会を持ちたい!と思いました。

 

そこで僕たちは、WMS.4のサブテーマとして、アーティストたちの「ことば」について取り上げることにしました。ライブや音源だけでは知ることができないような、彼らの「ことば」に対する考え方や、思いを知るひとつのきっかけとなれば幸いです。

 

はじめにこの記事では、3組の学生アーティストそれぞれが持つ歌詞の魅力をお伝えできればと思います。ちなみに紹介している曲はどれも、今年のワセレココンピ『Waseda Music Selection 2018』収録曲です!

各アーティストのsoundcloudなど、URLも挿入しておきます。ぜひ、音源を聴きながら、歌詞を追いながら、読んでいただきたい!そして、この記事を読んで少しでも印象に残ったことばがあれば、それを胸に、ライブに足を運んでいただければ本当に嬉しいです…。

 

 

―Grace Cathedral Park

 

 

深いリバーブの効いたギター・アルペジオに、遠く響く歌声が美しく絡み合う、ポスト・ロック〜アンビエントな曲調。ドラムのいない構成が、楽器の音をより繊細に、はっきりと際立たせている。言葉数少ない歌詞は、浮遊感のあるメロディラインにうまく乗せられていて、構成をがっしりと支えている。

 

夕の音が 重く

この部屋に 積もる

先の火が 揺れて

沈みゆく この街すべてが

 

神様のいない 三月の日々に

大きな呼吸で

消えてゆく 私のすべて

ゆっくりと 溶ける

灰色の煙に なって

 

煙が 夜に

 

(Grace Cathedral Park / 三月の煙 作詞:乾真裕子、作曲:安藤秀満)

 

歌詞の一音一音がゆったりとした響きをもっていて、ヴォーカルの透き通った声がそれをますます引き立てています。正直、歌詞を一読しただけでは、バンドのイメージする情景がわかりづらいのだけれど、そこがGrace Cathedral Parkの魅力です。何度も聴いてやっと、自分なりの景色が思い浮かんだりする。ことばと音を通して、リスナーに新しい視界を与えてくれるようなバンドです。

 

 

 

―マイティマウンテンズ

 

覇気がありつつも、優しい言葉で歌うロックンロール・ナンバーが魅力のマイティマウンテンズ。飾り気のないライヴパフォーマンスは聴く人の心をグイっと鷲掴みにします。ヴォーカルのしゃがれた声がたまらなくかっこいい。

 マイティの歌詞の特徴は、作詞者の主観が包み隠さず表れている歌詞です。ただ感じたこと、見えたことをありのままに言葉にしてメロディに乗せる潔さが、人を惹きつけるのだと思います。

 

 

僕の心の中は誰もいないプールサイドのように静かで

夏の視線を浴びた水面がきらっと光って僕は眩しい

 

水色の夏の空 ガラスの色は何色

 

揺れる電車の窓はさよならが見えるように光だけ透き通す

忘れかけてた事が切り取られて僕の目の前に貼り付く

 

オレンジ色の夕暮れ 涙の色は何色

 

アイスクリームみたい アイスクリームみたい

アイスクリームみたい アイスクリームみたい

放って置かれたら消えちゃいそうな君は まるでアイスクリーム

 

少しばかりの出来事と忘れられない思い出 焼き付いてる

 

アイスクリームみたい アイスクリームみたい

アイスクリームみたい アイスクリームみたい

放って置かれたら消えちゃいそうな君は まるでアイスクリーム

(マイティマウンテンズ/ アイスクリーム 作詞作曲:オクマサハル)

 

 

 

―YOTOWN

 

ソウル〜R&Bの素養を下地にしつつ、それをポップスへと昇華させるYOTOWN。どっしりとしたグルーヴ感のある演奏と、ソウルフルなパートも、優しいバラード調のパートもそつなく歌い分ける圧倒的なヴォーカルの歌唱力には、思わず踊り出してしまいます。

グルーヴィな曲って、演奏以外も、つまりことばもファンキーでグルーヴがないといけないんじゃないか、と思っています。YOTOWNのことばは、その意味でまったく、超ファンキーです。語感について、一番計算しているバンドだと思います。

 

眠れぬ夜見上げながら、耳元を流れるmusic

くちびるつんと尖らせて (Long vacation)

あと何回揺られたら 君は僕と夢に落ちて

すてきな音響かせるの?(Don’t stop music)

 

愛の言葉を聞いて 僕の心を聴いて

 

まどろみの中蘇る 君と僕の秘密のこと

忘れてしまいたくないよ(Don’t forget me)

アルバムももう最後の曲 うたた寝はもうやめにしよう

おやすみシベリア鉄道

 

愛の言葉を聞いて 僕の心を聴いて

 

終わらないOh, what a night.

(YOTOWN / cha cha 作詞作曲:YOTOWN)

 

 YOTOWNの歌詞はメロディにいい意味で粘っこくくっついていて、聴いていてすごく気持ちがいいんです。言葉遊びにも近い要素がありつつ、YOTOWNならではの世界観もきちんと成立していて、聴きごたえがあります。クレジットがYOTOWN表記になっているのも気になりますよね。

 

 

 

明日、本編を公開いたします。

ライブも本当によろしくお願いします!10月19日、代官山でお待ちしてます。

ユーミン配信開始記念!初めてのユーミン-中編-

どうも。3年の高野です。

 

9月24日、ユーミンこと松任谷由実の楽曲全424曲の配信が開始されました。10月8日付オリコン週間デジタルアルバムランキングでは、『日本の恋と、ユーミンと。』が初登場1位を獲得したのを始め、全20作品がTOP100にランクイン。何かと注目されているようです。

 

と言うことで今回も、ユーミン配信開始を記念しまして、ユーミンのオススメのアルバムをご紹介します。

このままユーミンの世界にどっぷりハマってしまいましょう。

 

【中級編】

 

14番目の月(1976年)

14番目の月 

 

活動期間はたったの4年ぽっちですが、何かと伝説の荒井由実時代。その間、4枚の名盤を世に送り出しました。

前回の初級編では1stアルバム『ひこうき雲』をご紹介しました。残るは『MISSLIM』、『COBALT HOUR』、『14番目の月』の3作品なのですが…。

 

つべこべ言わずに全部聴け!!!!!

 

中級者の貴方は、全作聴きましょう(笑)。とは言っても、全作紹介していると、それだけで中級編が終わってしまいそうなので、今日の気分で一番好きなアルバム『14番目の月』を取り上げようと思います。

 

 

荒井由実時代最後のアルバム。1stアルバム『ひこうき雲』は、天才少女の純粋な感性が光輝く、いい意味で初々しい作品でした。しかし『14番目の月』は、デビュー4年目にして既に「ユーミン・ブランド」を確立し、立派なミュージシャンへと成長したユーミンの職人魂が籠もった、技巧的な作品に仕上がっています。

前年、ユーミンがフォークグループのバンバンに提供した「『いちご白書』をもう一度」が大ヒット。続けてユーミン自身も、シングル「あの日にかえりたい」がチャート1位の大ヒットを記録しました。その為、予算的にも余裕があったのか、ストリングスやホーンセクションも充実し、これまで以上に厚みのあるサウンドになっています。

 

ユーミン流ポップスとも言うべき軽快なピアノのイントロから始まるM1「さざ波」と、アップテンポのタイトルチューンM2「14番目の月」で、華々しく幕開けです。

そして、M4の壮大なバラード「朝陽の中で微笑んで」に続くのは、あの伝説の名曲「中央フリーウェイ」!

 

「右に見える競馬場 左はビール工場」というフレーズはあまりにも有名です。元祖ドライブソングということで、ユーミンの代表曲に挙げられる楽曲ですが、個人的に、ユーミンに感謝したいぐらい大好きな曲です!こんな名曲を作ってくれてありがとう…。

ユーミンの歌詞は、情景が思い浮かびやすい、とよく言われます。「中央フリーウェイ」はまさにその筆頭。実は曲が進むにつれ、情景が微妙に変化しているんです。

時間は「黄昏がフロント・グラスを染めて広がる」→「町の灯が やがてまたたきだす」→「この道は まるで滑走路 夜空に続く」と変化し、場所は「調布基地を追い越し」→「右に見える競馬場 左はビール工場」へと変化しています。だけどその変化って、ほんの一瞬なんです。

「中央フリーウェイ」は、東京のスタジオから実家のある八王子へ向かう帰り道を、彼氏の松任谷正隆氏に車で送ってもらっているユーミン自身がモチーフの曲なのですが、だったら、思い切ってゴールの八王子まで曲にしてもよかったじゃないですか。だけどユーミンは、帰り道の中で、最も美しい時間、最も美しい景色、その一瞬の情景を曲にしたかったのだと思います。前編でもご紹介しましたが「永遠の一瞬論(私が勝手に名付けました)」なのでしょう。

また、ユーミンのどの曲にも言えることなのですが、直接的なメッセージ性も皆無なんです。だけど私たちは「中央道って、どんだけ美しいところなんだろう!?」と胸をふくらませるのです(実際大したことはないですがw)。メッセージ性のないことが、ユーミンからのメッセージなのかもしれません。

無駄が一切ない、名曲中の名曲だと思います。中央道を走る際はぜひBGMに。

 

「中央フリーウェイ」と並ぶぐらいの名曲が、『14番目の月』にはもう一曲収録されています。本作のラストを飾る「晩夏(ひとりの季節)」です。

夏の終わりの夕暮れの、あのなんとも言えない哀愁感が伝わってくる楽曲です。歌始まり直前のベース一音と冒頭「ゆく夏に〜」で、もうお察しです。それぐらい、世界観が緻密に作られているのです。

 

空色は水色に

茜は紅に 

(中略) 

藍色は群青に

薄暮は紫に

 

「空色」と「水色」、一体何が違うのでしょう。「茜」と「紅」も。その他の色も。ぜひ検索して、色の違いをご確認していただきたいのですが、ほとんど変わりません。だけどユーミンは、その一瞬の空の変化を見逃しませんでした。さすが、常人にはない感性の持ち主です!

 

 

せっかくなので、残りの2作も超ザックリ紹介しておきます。

 

 MISSLIM『MISSLIM(1974年)』

「やさしさに包まれたなら」「海を見ていた午後」「12月の雨」etc.収録。

「海を見ていた午後」の一節「ソーダ水の中を貨物船がとおる」は永遠に受け継がれる名フレーズ。

 

 

COBALT HOUR『COBALT HOUR (1975年)』

「卒業写真」「ルージュの伝言」「雨のステイション」etc.収録。

既にご存知の「ルージュの伝言」も耳を澄まして聴いてみると、間奏で「あれ?山下達郎じゃん。」と気がつく。ちなみに「ワッワッ!」とやっているのは大貫妙子と吉田美奈子。

 

4作すべてに、ほぼ全員が知っている楽曲が収録されています。すごい!これは全作聴かないとね!ちなみに、シングルヒット曲「あの日にかえりたい」と「翳りゆく部屋」は諸々のベストアルバムに収録されているのでご確認ください。

 

(14番目の月の)オススメの曲

「さざ波」「中央フリーウェイ」「グッド・ラック・アンド・グッドバイ」「晩夏(ひとりの季節)」 

 

 

流線形’80(1978年)

 流線形 '80

 

荒井由実時代の作品なんて、とっくに聴いてるわ!という方、結構いらっしゃると思います。ですが、それで満足していませんか?

 

甘いですよ!!!

 

松任谷由実時代の作品も荒井由実時代に負けず素晴らしいんです!34作もありますが、その中から厳選して3作品ご紹介します。

 

 

時代の一足先を行くユーミン。1980年代を見据えていたのでしょうか。発表は1978年ですが、タイトルは『流線形’80』です。

M1「ロッヂで待つクリスマス」、M3「真冬のサーファー」、M6「キャサリン」、M8「入江の午後3時」などのリゾート(っぽい)ソングも多数収録し、前編でご紹介した『SURF & SNOW(1980年)』のコンセプトの先駆けとも言えそうな作品です。ソースは明確ではないですが、確かSURF & SNOW構想はこの時点で既にあったはず。

 

M2はライブの定番でユーミンの代表曲「埠頭を渡る風」。ホーンセクションやストリングスが華麗に鳴り響き、疾走感のあるラテン・テイストの楽曲です。同年、ニューミュージック系女性シンガーソングライター・八神純子の「みずいろの雨」や、サザンオールスターズのデビュー作「勝手にシンドバッド」がヒット。この時期は、ラテン・テイストの楽曲が流行っていたのか、結構目立ちます。

M3は、「ん?山下達郎の曲か?」と勘違いしてしまうぐらいにタツロー・コーラスをフィーチャーした「真冬のサーファー」。ちなみにギターソロもタツローです。山下達郎は74年『MISSLIM』から79年『OLIVE』まで、レコーディングメンバーとして参加しています。「RIDE ON TIME」の大ヒットが80年ですから、メジャーアーティストの仲間入りする直前まで、裏方で活躍していたことがわかります。

M7は、薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」などの作曲でお馴染み、来生たかおとのデュエット作「Corvett 1954」。

M9はどこまでもセンチメンタルな「かんらん車」です。静かに降る雪と、緩やかに動く観覧車。「静」と「動」の対比が本当に美しい楽曲です。アレンジも素晴らしい。ユーミンはポップな作品を歌っている印象が強いですが、「かんらん車」のように、中島みゆき並みに暗い楽曲が、意外と名曲だったりします。

 

オススメの曲

「埠頭を渡る風」「真冬のサーファー」「かんらん車」

 

 

REINCARNATION(1983年)

 REINCARNATION

 

松任谷姓になってから、荒井由実時代ほどのヒット作に恵まれなかったユーミン(普通にチャートトップ10には入っていますが)。しかし、1981年にシングル「守ってあげたい」が久々に大ヒット。第二次ユーミン・ブームの到来です。

 

そんな勢いに乗ったユーミンが1983年に発表したアルバムが、『REINCARNATION』です。

この頃のユーミン、「化け物」なんです(笑)。1983年で言うと、約10ヶ月後にはフルアルバム『VOYAGER』を発表。職業作家としても活躍していたユーミンは、松田聖子に「秘密の花園」と「瞳はダイヤモンド」を提供、原田知世に「時をかける少女」を提供しています。(東芝EMIの社畜かな。)

 

ユーミンは、時間やSFをテーマにした作品を数多く手がけています。本作『REINCARNATION』はその代表。名のごとく「輪廻転生」をテーマにした作品です。

 

宇宙空間にいるかのようなSEで始まるM1「REINCARNATION」。本作の軸とも言うべき楽曲だけあって、神秘的で壮大な楽曲…、かと思いきや、間奏や終奏でのギターソロが一際目を引く、ロック色の強い楽曲です。そう、本作のテーマは「輪廻転生」だけど、オカルティックな雰囲気は終始ありません。寧ろ、今まで以上にポップでロックテイストの強いアルバムなのです。

カットインで始まるM2「オールマイティー」やM6「ESPER」も、ユーミン流のポップなロックナンバーだし、M4「星空の誘惑」は、「続・埠頭を渡る風」とも言うべき、華やかなサウンドと疾走感のあるアップテンポな楽曲です。

M7「心のまま」もミディアムテンポながら、間奏やアウトロではメロディアスなギターソロがあります。

 

私の見た雲は 馬のかたち

あなた何に見えた

言葉にしてるまにちぎれてゆく

それは愛に似てる

 

ああ、なんて天才なんだ。大好きな歌詞です。

 

しかし、本作では唯一都会的な世界観のあるAOR調のM3「NIGHT WALKER」や、M8「ずっとそばに」、ラストを飾る「経る時」といったバラードも充実しています。とりわけ「経る時」は、ファンの間でも傑作だと名高い一曲。

「経る時」は「ふるとき」と読みます。桜の名所・千鳥ヶ淵沿いにあったホテルから臨む四季の風景を描いた楽曲です。4月ごとに開花する桜。空から舞い散る桜の花びらは、「薄紅の砂時計」の砂の如く、まるで時が「降ってくる」かのよう(だから「経(ふ)る時」なのです。)。このように、一年周期で咲いて散る桜も、一種の「輪廻転生」だと言えます。

歌詞に登場する「寂れたホテル」や「老夫婦」も、いずれは「輪廻転生」します。だけど、桜もホテルも老夫婦も、それぞれの「一生」の長さは違うんです。だから「輪廻転生」の周期もみんなバラバラ。この世界は、様々な時間が交差して成り立っている、ということを暗示する楽曲だと思います。

 

オススメの曲

「NIGHT WALKER」「星空の誘惑」「経る時」

 

 

ダイアモンドダストが消えぬまに(1987年)

 ダイアモンドダストが消えぬまに

 

いよいよバブル突入で、ユーミンの勢いも絶好調。全編にユーミンの楽曲が散りばめられた邦画『私をスキーに連れてって』も公開され、いよいよ第三次・ユーミンブームの到来です。そんな中発表されたアルバムが『ダイアモンドダストが消えぬまに』。本作、次作『Delight Slight Light KISS(1988年)』、次々作『LOVE WARS(1989年)』をあわせて「純愛三部作」と題し、「恋愛の教祖」というポジションを確立させました。当時は、フジテレビのトレンディードラマや、村上春樹の「ノルウェイの森」が大ヒットするなど、純愛ブームだったようです。

 

まさに、バブル期の東京の空気感を封じ込めたかのようなアルバム。例によって、シンセサイザー・シンクラヴィアのサウンドが時代を感じさせますが、このギラギラした華やかな電子サウンドは、ユーミンの漲る自信を体現しているかのようです。「恋愛の教祖」としての貫禄が感じられます。

 

タイプライターを打ちこむSEで始まるM1「月曜日のロボット」。OLの味方ユーミンが、都会で働く女性の月曜病を歌った楽曲です。

続くM2はタイトルチューン「ダイアモンドダストが消えぬまに」。ギターの軽快なカッティングが冴えるポップ・チューン。「シャンパンの泡」と「スキューバーダイビングの泡」を「ダイアモンドダスト」に例えたトリプルミーニング技は、まさに職人芸としか言いようがありません!

M4「SWEET DREAMS」は切ない恋の終わりを歌ったバラード。

 

この電話が最後かもしれない

他人事に思える 涙だけ溢れて

もう切るわと何度も云いながら

ひきのばすのは私の方

 

私たちのコミュニケーションツールはLINEやらTwitterやらのSNSで、時間を問わずいつ・どこでも連絡が取れる時代。しかしバブル当時は「固定電話」が主流です。時代を感じさせるシチュエーションですが、このいじらしさは今でも十分に通用しますね。

M7「SATURDAY NIGHT ZOMBIES」は、裏番組だった「8時だョ!全員集合」を打ち切りに追い込んだという伝説の番組「オレたちひょうきん族」のエンディング曲。ギロッポンのバーを舞台にしたバブル感満載の一曲です。

ここまで、ピコピコ電子サウンドの目立つ楽曲が続きましたが、ラストを飾る「霧雨で見えない」は、しっとりとした生サウンドで奏でる王道バラード。メロディアスなサキソフォンのソロが美しい。1984年に、ハイ・ファイ・セット他に提供した楽曲です。霧雨の特有の空気感や質感が伝わってきます。

 

ユーミン自身、本作『ダイアモンドダストが消えぬまに』はかなりお気に召しているようで、アルバムが完成した時、自身の才能に感動し、神棚に拝んだとか拝んでいないとか。俗社会にどっぷり浸かった作品ではありますが、軸は一切ブレていません。時代を反映させつつも、十分に普遍さもある非常に完成度の高い作品だと思います。

 

ちなみにCDジャケットは、ピチカート・ファイヴやフリッパーズ・ギターなどの渋谷系アーティストのアートワークにも携わった、信藤三雄氏によるもの。帽子を被り、自慢の美脚を見せつける11人のユーミンがズラッと並んだデザインは、ユーミンの勢いと迫力を感じさせます。

 

オススメの曲

「ダイアモンドダストが消えぬまに」「思い出に間にあいたくて」「LATE SUMMER LAKE」「霧雨で見えない」

 

 

前回、中級編と上級編をまとめてご紹介すると予告したのですが、中級編も結局長ったらしくなってしまったので、上級編は次回に回します(笑)。すみません。

中級レベルのアルバムはたくさんあります。80年代のアルバムはほぼ全て中級レベルと言えるでしょう。ですので、上記で紹介した作品以外でも、直感でピン!と来たアルバムがあれば、ぜひ聴いてみてください。

 

(文・ワセレコ3年 高野)

ユーミン配信開始記念!初めてのユーミン-前編-

こんにちは。

3年目にして初のブログ投稿となりました、3年の高野です。

2ヶ月後に引退を控え、ブログを書くことも無いまま、スッと身を引くのだろうと思っていたのですが、今回、どうしても書かなければならないニュースが飛び込んできました!

 

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24日にユーミンこと松任谷由実の楽曲全424曲のサブスクリプションが開始されました。

ユーミンは僕にとって、まさに“メサイア”!!小学5年生の時に彼女の楽曲に衝撃を受けて以来、楽しい時も辛い時も、僕のそばにはいつもユーミンの音楽がありました。

 

恐らく、ユーミンを知らない人はいないでしょう。46年に渡り音楽界のトップを走り続けてきたポップスの女王です。お母さんがよく聴いてる、とか、ジブリの曲ぐらいは知ってる、とか、ベストアルバムはレンタルした、とか。とにかく何らかの形で、あの一本調子で不安定なピッチの歌声を耳にしたことがあるはずです。

 

そんなユーミンがついにサブスク開始です。きっと、音楽好きなあなたは「ちょいと聴いてみようかな。」と思ったはずです。ですが次の瞬間、「で、どれ聴けばいいのよ。」と迷うのです。何せ、オリジナル38作、ベスト盤7作、カバーアルバム1作、シングル41作の計424曲ですから!

 

ということで、ユーミンの曲聴きたいけど、どれ聴けばいいの?と迷っている方のお役に少しでも立てるよう、独断と偏見でオススメのアルバムを厳選しました!!

これから、おためし、初級、中級、上級の4段階に分けて、ユーミンのアルバムを紹介します!

今日は、おためし編、初級編をお送りします。お付き合い下さい。

 

【おためし編】

 

日本の恋と、ユーミンと。(2013年)

日本の恋と、ユーミンと。 [Disc 1]

 

CDが売れなくなった昨今で、ミリオンセラーを記録したオールタイム・ベストアルバム。

「ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」「ルージュの伝言」「恋人がサンタクロース」「春よ、来い」などなど、99%の人が聴いたことのあるはずの曲が全部網羅されている最強のアルバムです。カバー1曲を含む全46曲収録。ユーミンの曲をちゃんと聴いたことの無い方や、有名な曲ぐらいは抑えておきたい方にオススメです。

サブスクだとわかりにくいですが、CDは3枚組で構成されています。年代順で収録されていないので、どういう目安で収録曲を3グループに分類したかはわかりません。ただ、個人的な印象としては、

Disk1「やさしさに包まれたなら」〜「A HAPPY NEW YEAR」:ヒット曲を多く収録。

Disk2「真珠のピアス」〜「水の影」:派手さはないが、個人的に「ユーミンらしさ」の感じられる楽曲を収録。

Disk3「リフレインが叫んでる」〜「青い影」:そのままセットリストになってもおかしくないライブの定番曲を収録。

と、いった感じです。きっと曲順や分類にもこだわっているはずなので、Disk1、2、3を意識して聴いてみましょう。

 

ユーミンからの、恋のうた。[DISC 1] Pure Eyes

ちなみに今年春には、続編として「ユーミンからの、恋のうた。」が発売されました。こちらはユーミン本人が聞いてもらいたいと思う45曲がセレクトされ、その殆どがアルバム曲という、ファンも驚くマニアックな内容になっています。

 

 

おためし編ということでベストアルバムを紹介しましたが、正直、ファンの私としては、ベストアルバムだけで終わって満足してほしくないのです!

確かに「日本の恋と、ユーミンと。」と「ユーミンからの、恋のうた。」の2枚だけで、91曲も聴くことになるのですから、もうお腹いっぱいだと思います。

 

だけど、残り333曲ありますので!!お疲れ様です…。

 

ユーミンは自他共に認めるアルバムアーティストです。46年のキャリアの中で38枚ものオリジナルアルバムを世に送り出しました。その為コアなファンになると、「好きな曲って何?」ではなく「好きなアルバムって何?」という会話になってしまいます。

話は若干外れましたが、とにかく、ユーミンはオリジナルアルバムを聴いてナンボなのです!ですので、ベストアルバムを聴いてみて割とユーミンに興味を持った方は、さっさとオリジナルアルバムに手を出しましょう!

 

 

【初級編】

オリジナルアルバムを聴こう!とは言っても、38枚もあります。正直なところ、大体傑作なのでどれを聴いていただいても構わないのですが、とりあえず、ユーミンを語る上で抑えておきたいオリジナルアルバム3枚を厳選しました。

 

 

ひこうき雲(1973年)

ひこうき雲

 

邦楽好きの方なら聴いておくべきアルバムってあると思います。はっぴいえんどの「風街ろまん」とか井上陽水の「氷の世界」とか宇多田ヒカルの「First Love」とか。このアルバムもそんな1枚ではないかと思います。

ユーミンの記念すべきデビューアルバム。ジャパニーズポップスの歴史はこのアルバムから始まった、と言っても過言ではありません。ピアノを基調としたサウンドも、セブンスコードの多用も、感情を込めない無機質な歌声も、歌謡曲、演歌、フォークソングが主流である当時の音楽シーンにおいて、全てが斬新でした。バックを飾るのは、細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆による伝説のバンド「キャラメル・ママ(後のティン・パン・アレー)」です。

 

M1はタイトルチューン「ひこうき雲」。夭折した旧友を思い、書いたそうです。ユーミン曰く、日本で初めてカノン進行を取り入れた曲だとか。「死」を悲観せず、むしろ「しあわせ」だと捉えた感性は、「死」とは無縁である10代の少女だったから書けた曲だと思うのです。因みに2013年発表の『POP CLASSICO』に収録された「シャンソン」という曲では、逆に「生きる喜び」を歌っています。10代の歌う「死」と、60歳の歌う「生」、比較して聴くと面白いです。

M8は、ユーミンが一番好きだとかいう「雨の街を」です。その歌詞の一節、「夜明けの雨はミルク色」、「夜明けの空はブドウ色」。「白色」、「紫色」ではないんです。あくまでも「ミルク色」「ブドウ色」。抽象的な表現である故に、我々リスナーは「え、どんな色なんだろう?」と、想像力を掻き立ててしまいます。まさに美大出身のユーミンだからできる、粋なはからいなのです。

 

シティ・ポップがリバイバルしている昨今、この機会にぜひ元祖シティ・ポップも聴いてみましょう。45年前の作品とは思えぬほど古びないサウンドに、きっと驚くはずです!

 

個人的にオススメの曲

「曇り空」「雨の街を」「紙ヒコーキ」

 

 

SURF&SNOW(1980年)

SURF & SNOW

 

80年代、大滝詠一(A LONG VACATION、81年)、山下達郎(FOR YOU、82年)、杏里(Heaven Beach、82年)などの多くのシティ・ポップ系アーティストが、夏のリゾートをテーマにしたアルバムを発表しました。ユーミンも彼らに先駆け、リゾートアルバム『SURF&SNOW』を発表。

しかしユーミンは、アルバムのタイトルからもお分かりの通り、「夏」のリゾートにとどまらず、「冬」のリゾートにも注目しました。2つの季節を織り交ぜた斬新なコンセプトであることから、数あるリゾートアルバムの中でも異彩を放つ作品です。

 

特筆すべきは、何たってクリスマスソングの定番「恋人がサンタクロース」が収録されていること。実はシングル曲ではありません。今でこそ、クリスマスは恋人と一夜を共にするのが当たり前(?)のようですが、発表当初は、まだ家族と一緒に過ごすものでした。an・anが初めてクリスマス特集を組んだのが83年ですから、ユーミンの時代を先取る力はファッション雑誌以上だったわけです。

リゾートがテーマということで、陽気でキャッチーな楽曲が多く収録されていますが、ラスト2曲のバラードで泣かせにかかるあたりが、ユーミンのズルいところです。岡田眞澄とのデュエットソング、M9の「恋人と来ないで」は切なくて本当に泣ける(語彙力の無さ)。

 

本作はロングヒットを記録し、発表から7年後には、バブルを代表する邦画『私をスキーに連れてって』の主題歌・挿入歌に、「サーフ天国、スキー天国」と「恋人がサンタクロース」が起用されました。

またユーミンは、本作を体現したかのようなリゾートコンサート「SURF&SNOW」を、夏は逗子マリーナ(83~04年)で、冬は苗場プリンスホテル(81年~)で開催しています。

 

発表当初は、時代を先取りしすぎたせいか、とりわけ売上好調とは言えなかったようですが、今ではユーミンの代表作として知られるようになりました。

 

個人的にオススメの曲

「灼けたアイドル」「サーフ天国、スキー天国」「恋人と来ないで」

 

 

天国のドア(1990年)

天国のドア

 

バブル期のユーミンはまさに「無敵」。若い女性からは「恋愛の教祖」として拝められ、アルバムを出せば忽ちミリオンヒットを記録、名実ともにナンバーワンミュージシャンとして、時代を牽引しました。そんな無双中のユーミンの最高潮と言える作品が、『天国のドア』です。日本人アーティストで初めて「ダブルミリオン」を記録しました!恐らくですが、シングル未収録で売上200万枚を超えたアルバムは、後にも先にも本作だけでしょう。さすがはアルバムアーティストです。本作を皮切りに、所謂CDバブルを迎え、99年まで毎年のように売上最高記録が更新されることになります。

 

バブル期の作品ということで、初っ端のM1「MISS BROADCAST」や、ラップ調のM7「Man In the Moon」はバブリー全開です。「明日からもハイなまま 明日からも波に乗って」って(笑)。当時最高峰のシンセサイザー・シンクラヴィアが奏でる華やかなサウンドも、若干時代を感じてしまいます。しかし全体を通して聴くと、バブル期のような浮かれた曲ばかりではないことに気が付きます。

 

例えば、M2「時はかげろう」や、M4「満月のフォーチュン」は、エスニックな雰囲気が漂う楽曲。「満月のフォーチュン」は本作のフィーチャーソングでライブでも頻繁に歌われます。

 

銀色のエンジェルが

矢を放つ前の

永遠の一瞬が 二人のはじまり

 

上記はサビの歌詞ですが、注目したいのは「永遠の一瞬」という名フレーズです。この「永遠の一瞬」とは、まさにユーミンが歌詞で表現してきたことそのものなのです。ユーミンは、永続的に流れる時間の、ある一瞬の描写を切り取り、それを歌詞にします。うーん、よくわからん(笑)。具体例を挙げるとするなら、ご存知「ルージュの伝言」。この曲は、夫が浮気したので、ママに言いつけに行っちゃうからね!っていう内容なのですが、夫が浮気をしている場面も、ママに報告している場面も、歌詞では描かれてはいません。あくまでも、ママに言いつけに行こうとする、一瞬の描写を歌詞にしているのです!大体のユーミンの楽曲で、この「永遠の一瞬論」が通用します。

 

M6「ホタルと流れ星」やM8「残暑」といった、控え目ながらも荒井姓時代からの変わらぬ王道のバラードもしっかり収録。「残暑」は84年に若手アーティストに提供した楽曲のカバー。日本の夏の情景が思い浮かぶ美しい楽曲です。それにしても、M7「Man In the Moon」からM8「残暑」への流れ、ギャップが激しすぎて好き。

 

アップテンポなポップスのM9「天国のドア」に続き、ラストを飾るのは、壮大なバラード「SAVE OUR SHIP」。永遠に宇宙に漂流してしまうという、なんとも救いようがない曲。だけど決して切ないわけではないのです。

ユーミンはインタビューなんかでよく、「死があるから生が輝く、私の音楽はそういうものよ。」的なことを語っています。

確かに「SAVE OUR SHIP」も、大きく言えば「死」をテーマにした楽曲ですが、切なさのもっと先にある「愛」みたいなものを感じる、そんな楽曲だと思うのです。先述の「ひこうき雲」も、決して「死」を悲観していませんでしたね。

 

バブルの波に乗った(というよりもある意味バブルを作った)ユーミン。前年までは「純愛三部作」と銘打って、バブルにどっぷり浸かったアルバムを送り出していたのですが、本作でバブルと見切りをつけたのか、以後、スピリチュアルやエスニックな世界に入り込むことになります(ミリオンヒット曲「真夏の夜の夢」や「春よ、来い」なんかはその典型的な例です)。

この路線変更は成功だったのか、はたまた失敗だったのかはなんとも言えませんが、少なくとも『天国のドア』は、エスニックな「聖」と、バブルという「俗」を見事に融合させた、メリハリのある名盤だと思います。先ほども言った通り、サウンドの古臭さは否めません。しかし「どうしてそんな発想が湧くんだ!」と思ってしまうぐらい緻密なアレンジが施されいて、夫・松任谷正隆のアレンジャーとしての才能も垣間見ることができます。

 

個人的にオススメの曲

「満月のフォーチュン」「残暑」「SAVE OUR SHIP」

 

 

ということで、ずいぶん長文になってしまいました。余計なことばっかだなあ。ここまで読んでくださった方、いらっしゃいましたら、心から感謝申し上げます。

次回の中級編、上級編は、できるだけたくさんの作品を紹介したいので、レビュー的な感じでコンパクトにまとめます。

 

とにかく、みんなでユーミンを聴こう!!

WMS.4 情報解禁!

 

こんにちは。

「WMS.4(Waseda Music Showcase vol.4)」が、今秋も開催決定いたしました!

 

wms

WMS.4

2018年10月19日(金)

代官山SPACE ODD

開場:17:30、開演:18:00

チケット:前売り2500円、当日3000円 +1ドリンク

 

出演は以下の5アクトです。本当にライブが楽しみなアーティストさんが揃いました!

 

 

Gateballers2018A写

Gateballers

今年初めにリリースした『「The all」=「Poem」』が各媒体で絶賛を博し、初のレコ発全国ツアーも成功させたことが記憶に新しいです。1stアルバムの正統日本語ロックの流れを引き継ぎつつ、惜しみない実験的な挑戦も詰め込まれた名盤!4人体制となったことで可能性がますます広がり、ステージは迫力のあるものになっています。

 ホームページ:https://www.gateballers.com/

 Twitter:@gateballers

 

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向井秀徳アコースティック&エレクトリック

ソロでのステージングながらも圧倒的な存在感を放ち、見るものの視線を釘付けにするようなライブは圧巻です。これぞ向井秀徳、なジャキジャキとしたギターの音が大好きです。凄みのある声ながら親密さも持っているような、不思議な感覚があります。

ホームページ:www.mukaishutoku.com

 

 

 

gcp

Grace Cathedral Park

ポスト・クラシカル〜アンビエントなサウンドは学生とは思えないような完成度を誇ります。

ディレイを効かせてアタックを抑えたギターと、静かに響くヴォーカルの遠い声が絡み合う。周りを漂う空気さえも、演奏の一部として染み込ませていくようなライブが魅力です。

Twitter:@gracepark_band

 

 

mighty

マイティマウンテンズ

「出れんの!?サマソニ!?」への出場を決めるなど、日本語ロックンロール・シーンにおいて存在感を増しつつあるマイティマウンテンズ 。ロックへの真摯な姿勢を持ち、しかもカリスマ性があって、本当にかっこいい。

Twitter:@mighmou

 

yotown

YOTOWN

圧倒的な演奏力が下支えする、ファンク〜ソウル/R&B実力派バンド。6月にリリースされた1st EP『Gatan Goton』は必聴です!

演奏もさることながら、日本詞/英詞問わず軽やかに、時に熱く歌いあげるヴォーカル・センスも抜群。絶対に踊っちゃう。

Twitter:@yotown88

 

 

冒頭にも少し載せましたが、以下概要です!

ご予約も今日から受け付けますよ。

 

概要

WMS.4

開催日:2018年10月19日(金)

場所:SPACE ODD(東京都 代官山 http://www.spaceodd.jp

開場:17:30

開演:18:00

チケット:前売り2500円、当日3000円 1ドリンク制

出演:Gateballers、向井秀徳アコースティック&エレクトリック、Grace Cathedral Park、マイティマウンテンズ、YOTOWN

運営:Waseda Music Records

 

チケット予約は下記メールアドレスにて承ります。枚数とお名前をご明記の上、ご連絡ください。

wasedamusicrecords@gmail.com

eプラス、ローチケでのチケット販売開始は8月10日から!こちらもご利用ください。

 

アーティストの発する「言葉」、音楽にまつわる「言葉」に着目したサブコンテンツも準備中です。こちらもご期待あれ。

 

何度も言いますが10月19日ですよ!みなさま授業終わり、仕事終わりにぜひお立ち寄りください。絶対にいいライブになるはず。SPACE ODDでお待ちしてます。